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言葉の印象


ぱらぱらと外国語の辞書のページをめくっていました。色々な項目を読んでいるうちに、ニック

ネームを探すのに使えるのでは、と考えました。


たとえば、辞書のページに折り曲げた紙を差し込み、そのページで見つけた項目をニックネー

ムにする。そんなことも考えましたが、私はそのまま辞書を読みつづけていったのでした。


当初は、さしたる見込みもなかったのですが、徐々に気になる言葉が見つかりました。あぁ、こ

んな言葉がある。この言葉なども、面白い。しかし、一体、それらがどんなニュアンスを持つの

かという微妙な問題になってくるとすこし不安を感じるのでした。


それ自体は美しい内容を表す言葉であっても、もしそれが日常的に用いられるのであれば、

やや単調な印象を喚起することも考えられます。辞書というと誰が読んでも同じものとばかり

考えていましたが、その言葉を日常生活の中で使う人とそうでない人とでは、同じ言葉の受け

取り方が違ってくる、そんな事態も生じるように思われました。
by aphorismes | 2008-07-18 21:37
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