その時、私はインターネットカフェでコンピュータに向かっていました。他には誰もいなかったの で静かでした。しかし、突然、ある男性がやってきて近くのコンピュータの前に座りました。 私は、それにかまわず、パソコンに向かって文字を打ち込んでいました。その男性は私からは 見えない場所に座っています。しかし、しばらくすると、何かを食べたり飲んだりする音が聞こ えてきました。 その男性は空腹で食べるのに夢中だったのでしょう。音楽が流されていなかったせいか、飲 食の小さな音が周囲に響いていました。一応はカフェなのだから当然のこと、私は気にしない よう努めました。しかし、静かなカフェに響く音はやはり気になるのでした。 コミュニケーションは、意図的なものなので、コミュニケーションをする/しないを選択できる かのように考えてしまう時があります。しかし、本人の意図などおかまいなく、非言語的な手 段によって、何らかのコミュニケーションが生じることがあるのかもしれません。自分の場合は どうなのだろうと考えこんでしまいます。
by aphorismes
| 2008-05-27 20:32
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本の中の気になる一節。下手の横好きで撮った写真。古いものに惹かれるのですが、ひょんなことから、このページをたち上げました。
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