日々の断想 Il faut laisser quelque chose au hasard.

ないものの音

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風の音より、木の音の方がよく聞こえる、と、そんなことを考えて戻ったわたくしは、部屋の中にピューピュー という風の音が響いているのに気がつきました。屋内と屋外とでは、聞こえる音が違うのでした。翌日の夜、 そんなことを感じた窓の近くにやってくると、遠くから、電車の音や車の音が聞こえてきました。近くにあるも のは寡黙のままで、そこにはないものの音の方が、部屋に響きわたっていました。
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