11時22分から24分までのオレオ


外に出るとあたりは真っ暗。間に合うだろうか、と男は思いました。しばらく歩いていると、タクシーの中で、運

転手の方が、何かを書き留めていました。ポケットのiPodを見ると、11時22分でした。その後、背後から

騒々しい声が聞こえてきました。どこかでパーティーが終わった後かもしれません。男は、振り返ることもなく、

コンビニの方に向かいました。小腹が空いていた彼は、店内で、野菜ジュースとおにぎりを手に取りました。そ

してクッキー。レジにいくと、普段は昼間にいる店員さんがたっていました。お店からでると、楽しそうに話して

いる若者が二人、横断歩道をわたっているところでした。あの賑やかさからすると、さっきの声の持ち主かも

しれません。男がiPodを見ると、すでに11時24分になっていました。
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by aphorismes | 2009-05-21 23:58
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