会話の力


久しぶりにあった人と話している内に、バンドをやっていた時代のことを思い出しました。もう、かなり前のこと

ですから、普段はほとんど考えることもないのです。そんな昔のことを、突然、話し始めたのは、我ながら不

思議だったのですが、その人からバンドの話を聞いたことが、一つのきっかけになったのは確かでしょう。

きっと、記憶というのは、いつも個人の中で完結するようなものではなく、時には、他人の言葉によって蘇生さ

れ、再活性化するものなのかもしれません。しかし、多くの場合、意識されるのは思い出の方であり、それに

息を吹き込んだ出来事はあまり意識されることがないような気がします。
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by aphorismes | 2009-04-27 23:34
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