随筆と随想


今日は、何を書こうかと考えているうちに、ずっと昔に買った随筆集を手に取りました。それがきっかけとなっ

て、しばらく随筆など読まなかったことに気がつきます。実をいうと、昔はさほど興味深いとは思わなかった本

なのですが、今、読みなおすと、以前より味わい深い気がするのは、すこし意外なことでした。ぱらぱらと

ページをめくっているうちに、桜の文字が目に入ります。そういえば、あと一ヶ月もすれば、花見の季節。ただ

し、私が思い出すのは、風に散る花びらであり、水の上に散らばった無数の花弁がゆっくり移動する光景でし

た。静止した桜の木の総体より、夥しい花弁の動態に惹かれる私なのですが、春になれば、また、桜並木の

近くを散歩してみたいと思うのでした。
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by aphorismes | 2009-03-04 20:20
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