前と後


激しい運動の前に運動をすることがありますが、きっと何かの作業をする前にも、準備が必要

なのだろうと思います。それは、単に気持ちを引き締めるための儀式的な行為かもしれません

し、手順等を確認する必須の作業であるかもしれません。作業をする「前」と書きましたが、そ

の「前」は「後」でもあるはずです。作業が終わった「後」には、次の作業が始まるまでの空白の

期間が訪れます。その間に休息をとるわけですが、場合によっては、作業時の好調なリズムへ

と容易に復帰できず、再びエンジンがかかるまでに苦労することもあります。反対に、燃え尽き

ないよう休息をとりつつも、次の作業につなげるのが上手い方もおられることと思われます。ま

た、ある場合には、空白期間の前後で作業の質が大きく変化することもあるでしょう。そうした

とき、前の作業で体得した精華をいかに保持していくか、という課題が生じます。新しく異質

な作業に対応しながら、かつて体得したものをどう活かすのか。あるものは、もはや通用しな

くなっているかもしれませんし、齟齬の中から新しいアイディアがうまれるかもしれません。一

般論ではなく、個別の事例から見えるものはどのような事柄でしょうか。
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by aphorismes | 2009-02-05 22:12
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