はいいろのひ


神社に行くことになったものの、空は灰色の雲で覆われ、太陽は見えません。残念ながら、散

歩を楽しめる雰囲気ではありませんでした。昨年の正月の快晴を思い出しながら、ため息混じ

りに、私は出発したのです。


しばらく歩いていると冷気にも慣れ、周囲の風景を眺める余裕が出てきました。といっても、昨

年、陽光の下で見た風景より印象的であるはずもなく、何も感じることのないまま、小さな神社

に到着したのでした。


境内には人もまばら。参拝客が並んでいた昨年との違いに驚かされます。この寒さのせいでし

ょうか。


境内には灰色の木が転がっていました。遠くから見ると炎は見えず、灰と化した樹木のようでし

た。しかし、近づいてみれば、その灰色の塊が微かな熱を放射していることがわかり、小さな火

が見えることもあったのです。
[PR]
by aphorismes | 2009-01-02 12:44
<< 福袋 旅支度 >>