かみわざ


旅先で訪れた美術館で展示を見終わった後、ミュージアム・ショップに立ち寄りました。分厚い

図録や画集、美術書等に混じって、小さなノートが置かれていました。アルファベットの書き方

練習帳といったところでしょうか。姿勢やペンの持ち方から始まり、太字や細字で書くべき箇

所、文字のバランス、多様な字体など、書き方を体系的に説明した練習帳でした。手本の文

字を見ていると、線や曲線を揃えれば、ここまで綺麗に書けるのだ、と驚嘆しました。今年

は、万年筆で練習を、と思っていたのですが、実際には実行することもなく、一年の終わりに近

づきました。先日、手紙を書くため、久しぶりに万年筆を使おうとすると、インクは乾燥していま

した。新しいカートリッジを使って文字を書こうとするのですが、時々、インクがでない時があり

ました。さらさらとは書けません。その後、万年筆用の紙を購入。万年筆は、紙の上を滑るよう

になめらかに動きます。そして、インクの色も鮮やかな青色を湛えたまま、変色することがない

ようでした。 といっても、文字が急に上手くかけるようになるわけではないのですが、軽快な書

き味という点では、紙の効果を実感することができたのです。
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by aphorismes | 2008-12-29 18:08
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