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店の前のメニューにはサンドウィッチと書かれていました。

すこしお腹がすいたので、私は、その喫茶店に入ることにしたのです。


あの人がいる...

カウンターには、見覚えのあるマスターがいました。

この喫茶店に来るのは久しぶりのことでした。


私は、窓際の椅子に座りました。

表通りには、車やバスがひっきりなしに通っています。

昔は、この窓際の椅子に座って本を読むのが常でした。

しかし、今回は、ただ風景を眺めることにしました。


しばらくすると、マスターがコーヒーとサンドイッチを持ってきてくれました

パンにチーズを挟んだ簡単なものでした。

しかし、素材が良いらしく、味はなかなかのものでした。

マスターは、お水をいれたコップも持ってきてくれました。

最初は、水道水かと思いました。

しかし、冷たさや味からして、どうもミネラルウォーターのようでした。


風景を眺めながら、とりとめもないことを考えている私。

カウンターでは、マスターと常連客の白熱した議論が続いていました。


サンドウィッチを食べ終わり、水を飲み干した私は、その喫茶店を後にしました。

店を出ると、すぐ近くに持ち帰り専門のサンドイッチ屋さんがありました。
by aphorismes | 2008-09-15 17:40
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