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風の便り

はらり。

どこからか、

白くて小さなものが落ちてきました。

樹木の枝についた花弁のようなものでした。


そういえば、

いつだったか、

風に吹かれて、

沢山の小さな花弁が

舞い降りてきたことがありました。

ちょうど、出発前の知人と話した直後のこと。


今となっては、

いつの季節だったのか、

はっきりしなくなりました。


しかし、同じ木の枝葉から、

同じような花弁が落ちてくるものだから、

てっきり私は、

あの季節がめぐってきたのか、

そう思ったのです。


それにしても、

あの人は、今、

元気にしているのかな。
by aphorismes | 2008-08-21 18:46
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