風刺動画をめぐる問い

先日,久しぶりに見た○○○○にて,○○○○ という風刺映像を見つけました.上にある

「風刺画の時代」(3月18日)で引用した文章に書かれていますが,19世紀は風刺画の流行し

た時代でした.現在では,アメリカのみならず,フランスなどでも政治家を風刺した映像が,

動画共有サイトに投稿されています.(アメリカから広まったのでしょうか?).

雑誌で論じられたり,事件が報じられることもあるようですが,それらのイメージは誰によって

制作されているのでしょうか?また,主として,誰によって受容されているのでしょうか?

気になるのは,それらのイメージが選挙に対してどのような効果をもつのかという点です.ま

た,当方の知る限り,動画による風刺はメディアリテラシーの教科書に掲載されてはいないと思

います.これらに対して,どのように接するべきなのでしょうか?


付記(3月25日)
説明不足との感もあり,改題・加筆・修正を行いました.

付記(3月26日)
なお,上記の修正の際,リンクの削除を行っています.

付記 (3月27日)
昨夏,中間選挙の前だったと思いますが,ブッシュに関する様々な種類の投稿を,ある動画共

有サイトで見つけ,大変驚きました.というのも,この映像群をみるまで,大統領を写し出した映

像は,(特に選挙の際は)厳しく管理されていると考えていたからです(例えば,レーガン時代の

アメリカなど).それから半年ほどが過ぎ,偶然,ブッシュに関する新たな風刺映像を見つけ,

再び驚きました(音声はドイツ語で英語字幕付).調べてみると,これ以外にも,アメリカの動画

共有サイトで削除されたブッシュの映像がフランスの動画共有サイトに投稿されていることや,

フランス人政治家の風刺動画があることにも気がつきました.ブッシュの風刺映像がきっかけ

かどうか確証はありませんが,政治家の風刺映像が,一つの言語や国境を越えて広がってい

るように,私には思われました.

 その後,当方の記憶では,ブッシュを背後で操っているのは誰かといったタイトルの投稿を行

いました.内容は,このタイトルを見てなんて凡庸なんだろうと感じた方は○○○○をご覧く

ださいというものだったと思います(それ以外の説明はありませんでした).日を改めて,上記の

経緯や関連する問題について書いた文章を投稿するつもりだったのですが,思案しているうち

に説明文の投稿が遅くなりました.

 新しい手段による風刺が現れていること,それがアメリカだけではなく他の国にも見られるこ

と,大統領や政治家のイメージ・コントロールの問題については,テレビに加えて,動画共有サ

イトも考察の対象になる時代になったと思われること(重要か否かは留保するとしても),従来な

かった事態が生じていること,などが私には気にかかります.当初は,風刺映像の一事例を紹

介したつもりでしたが,今,考えますと,当方の目的は一風刺映像の分析ではないので,当初

の投稿(タイトルの付け方やリンク)は,これらの問題を考えるために不必要で,また注意をそら

す可能性もあると思われます.説明のない当初の投稿を見て不愉快な思いをされた方がいらっ

しゃると思いますが,お詫び申し上げます.


なお,上記の「付記(3月27日)」は,昨日,草稿を書き,本日,修正して投稿したものですが,

当方の対応の遅さから,また,この件に関連してご迷惑をおかけしてしまった方が多々いらっし

ゃると思います.事例を紹介する仕方が適切ではなかったことも含めて,改めてお詫び申し上

げます.誠に申し訳ございませんでした.


また,現在,動画の名称をこのまま残すかどうかで迷っておりますが,ご意見をお持ちの方が

おられましたらご教示ください.

付記(2007年3月31日)
「風刺動画の光と影」で詳しい理由を説明をしておりますが,上記の文章中で言及されている

動画共有サイトおよび風刺動画の作品名を○○○○という記号に置き換える作業を行いまし

た.「風刺動画の光と影」へ(2007年4月1日追加)
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by aphorismes | 2007-03-17 16:47 | [資料集] 社会société
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