男性性を複数形で考える

「もし、ふたつの性の生きている状況が、階級や人種、民族、年齢に応じて、きわめて異なる

のであれば、男たちがまったく同じ世界観や同じ社会的位置を共有するということをも疑うこと

ができる。」(Germain Dulac)

Si les situations que vivent l’un et l’autre sexe varient énormément selon la

classe, la race, l’ethnie, l’âge, on peut aussi douter que les hommes partagent

tous la même vision du monde , la même position sociale. (Germain Dulac)


[付記]
バランスをとるための補足です。ヘゲモニックな男性性へのこだわりについて

こまかく区分けした例があります。それは、男性のヘゲモニーへの傾向を「優越

志向、所有志向、権力志向から分析する」(伊藤公雄)というものです。男性性の

多様性という主張は、固定化した男性像があるからこそ、意義をもちうるのでしょ

うし、また、それがなければ、単なる現実肯定とかわらなくなるかもしれません。

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by aphorismes | 2006-10-22 21:23 | [資料集] 社会société
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