回顧:改革の時代

なる程改革は、夫が改革であって保守でない限り、

即ち悪いところを改めることである限り、良い事に相違ない。

/だが問題は、どういう線に沿ったどういう方向へむかっての、改革であるかである。

……世間はどんな改悪でも之を「改正」と呼ぶ妙な弁証法的な習慣を持っている。

戸坂潤「改革熱の流行」(1936・5)



付記:戸坂の文章が発表された後の出来事

1937年7月7日 盧溝橋で日中両軍衝突(日中戦争)

1938年4月1日 国家総動員法公布(5月5日施行)
「第四条 政府ハ......帝国臣民ヲ徴用シテ総動員業務ニ従事セシムルコトヲ得......」

1941年3月1日 国民学校令公布(4月1日施行)

「第一条 国民学校ハ皇国ノ道ニ則リテ初等普通教育ヲ施シ......」
「第四条 2 国民科ハ之ヲ分チテ修身、国語、国史及地理ノ科目トス」

1941年8月23日 学徒勤労令(即日施行)
「第三条 学徒勤労ニ当リテハ勤労即教育タラシムル......」

11月22日 国民勤労報国協力令(12月1日施行) 

男子14〜40歳、未婚女子14〜25歳の勤労奉仕義務化
[PR]
by aphorismes | 2006-08-30 18:04 | [資料集] 社会société
<< " Kenkô-Ho... できる時に望まない者は、望むと... >>