韓流以後ー在日映画とアーカイヴの構想

最近、四方田犬彦が興味深い文章を書いていました。それによると、2005年10月に開催された第9回山形ドキュメンタリー映画祭では、在日外国人に関するフィルムが50本以上にわたって一挙上映された。その大部分が在日朝鮮・韓国人の映像であったとのことです。

文章末尾では、アーカイヴについての提言がなされていました。現在、エルサレムにはスピルバーグ・ジュウィッシュ・フィルム・アーカイヴがあって、ユダヤ人が撮影されているフィルムが保存されている。研究者はそれを好きな時にヴィデオブースを借りて閲覧できるそうです。四方田の提言は、作品の散逸やフィルムの劣化を防ぐために、「同様の施設を在日映画のために設立することはできないだろうか」というものでした。詳しくは紹介できませんでしたが、興味を持たれた方は、ご一読ください。

【参考文献】
四方田犬彦「『境界からの視線』ー在日映画の諸相」、『世界』2006年1月

それぞれの時代がその英雄を生み出す。(韓国の諺) 
Chaque époque engendre son héros.(proverbe coréen)
[PR]
by aphorismes | 2005-12-23 19:40 | [資料集] 記憶 mémoires
<< 嘲笑するパスカル 喪失したもの、残ったもの >>